評価される運用エンジニア必見!価値を上げたい運用エンジニアへ、SREを目指せ!
日経コンピュータのキーワードに「SRE」が取り上げられましたので、紹介します。
SREとは
- Site Reliability Engineeringの略
- ITサービスの信頼性を向上させる運用の方法論、および技術者の役割のこと。
- Googleが提唱してノウハウを公開している。
- クラウド展開する各種サービスで広まっている。
旧来の運用業務との違い
- ITサービスの信頼性向上に「プログラミング」を使用した手段をとること
従来の業務とは
- インフラ構成(アプリケーション実行環境)の構築において、手順書をもとに手作業で設定を行う
- 時間がかかり、たまにミスをする
SREの業務とは
・インフラ構成(アプリケーション実行環境)の構築において、プログラミングコードで管理し、自動化
→短時間でミスがなくなる
SREの利点
- ユーザー数の増加に伴って可用性を維持、改善できる
- サービス品質の向上、事業拡大する
エンジニアの需要
- 【企業】:メルカリ、サイボウズではfreeeではSREチームが発足
- 【転職市場】:SRE求人の増加:Indeedでは200件以上の求人が掲載
- 【コミュニティ】:conpass(IT勉強会プラットフォーム)には「SRE Lounge」が登場し、1000人以上が参加。「SRE NEXT」というカンファレンスでは30人以上が登壇
運用に新たな光
- 【従来】:開発に比べて注目、評価されなかった → 手順書に沿ったような決まった業務を行うため
- 【SRE】:新興企業などが注目し、投資する → 能動的に改善に取り組むマインド、技術が求められ、創造的な業務
・ 逆に従来通りの運用担当の仕事が奪われる可能性がある。
新興企業以外でも活かせること
- SREの方法論は先端技術に限ったことではない
- 既存のシステムのインフラ構成のコード化、自動化は運用効率を向上させる
求められるスキル
- 高度なインフラスキル
- プログラミングスキル
- 能動性・変革マインド